IMMポジションと１１月９日までの為替の動き

ニュース

・イラン経済制裁第２弾発動
金融サービスやイラン産原油などの禁輸措置が発動されました。原油については８か国ほど１８０日の適用除外が適用されています。除外されている国は、日本、イタリア、インド、トルコ、台湾、中国、韓国になります。
日本が経済支援できる国に対して、石油の輸入を増やすのも一つなのかなと思っています。また、今貿易赤字を盛んに話題にしてるアメリカから輸入を増やすのも一つかと思ってたりします。

・アメリカ中間選挙
上院では、共和党、下院は民主党が半数を超えて議席を獲得しました。完全な投票結果はまだ確認できていませんが、ねじれ議会となります。下院の過半数を取得した民主党がロシアゲート疑惑等の捜査などに対してどこまで話を持ち込めるかは不明ですが、しばらくは混乱がありそうな感じがします。

・セッションズ司法長官、事実上解任。
セッションズ司法長官は、トランプ大統領の要請を受け辞任しました。ロシアゲート疑惑から捜査関与を辞退したことから、トランプ大統領から避難されていました。今回の中間選挙の結果後、セッションズ司法長官を解任したみたいですね。
よほど、トランプ大統領はロシアゲート疑惑を捜査されたくないみたいに見えてしまいます。トランプ大統領がロシアゲート疑惑の捜査を妨害すれば妨害するほど怪しく思えてしまっています。。

・FOMCの政策金利発表
FOMCが政策金利を発表しましたが、これは据え置きとなりました。失業率に関しては低い水準にある⇒低下していると上方修正。設備投資については、力強いから急速な伸びから緩やかなペースと表現を弱めました。設備投資については、気になるところですが、来年以降は、インフラ関連について整備を進める可能性もあるので、インフラ関連の会社の設備投資が活発する可能性はあると思っています。そう考えるとプラスマイナス0となる可能性もあるかなと思います。。

為替の動き

USD/JPY

今週は、木曜日まで順調に円安となり、114円台になりましたが、金曜日に反落し、若干ドル安になりました。これは、プラス2σを超えたので調整のための反落である可能性があります。ほかの通貨（EUR、GBP、AUD、NZD)では、ドル高になっています。

来週もこのまま上昇する可能性が高いと考えています。

EUR/USD

ユーロは、月火とドル安にはなりましたが、水曜日は横ばい、木金は選挙またはFOMCの影響下は不明ですが、ドル高に推移しました。木金で、大幅に下落し、先週末の安値に迫る勢いとなりました。来週もドル高が続きそうな気配はありますが、今年の安値に近い値段になっていますので、反発する可能性はありますが反発せずに下落となると1ユーロ1.13ドルを割り、1.2ドル代まで下落する可能性もあると思っています。

GBP/USD

ポンドもほぼユーロと同じような動き方になっていますが、年初来安値には若干余裕があります。
ポンドの年初来安値は1ポンド 1.26ドルなので、0.03ドルほどの余裕があったりします。
金曜日に20SMA割れ起こしていますが、10SMAがレジスタンスになり反発する可能性はあります。Brexitのほうも不安定なので、ポンド高にはならない気がしますが、これで合意できたらポンド高になりそうですが、現状としては何とも言えない状況です。（毎回、反転するので個人的にはほぼ進捗がない状況だと思っています。。）

IMMポジション

JPY

EUR

GBP