2018年1月3日の経済ニュースと為替動向
FOMCの議事録が公表されました。大雑把に見ると経済は堅調とのこと。詳細については、後述します。
経済ニュース
中東のニュースが出てきました。。
- トランプ大統領、パレスチナに対する支援の打ち切りを警告トランプ大統領は、「パレスチナは、イスラエルとの和平交渉に前向きでないこと」を理由に、支援の打ち切りを警告。
これに先立ち、ヘイリーアメリカ国連大使は、パレスチナ難民に人道支援を行う国連機関への資金拠出を停止する方針を発表。
アメリカは、国連パレスチナ難民救済事業機関の支援最大国。30~40億ドルぐらい毎年拠出しています。アメリカ1国で約30%以上占めてる状態なので、アメリカの資金拠出がなくなるとだいぶ活動が制限されそうです。
リンク:外務省に掲載されている国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の概要 - イランで反政府デモが発生イランで反政府デモが発生しており、これをイランのハメネイ大統領は、「敵国の煽動」と報道し、トランプ大統領は、「イラン国民がついに残忍で腐敗した政権に対して行動を起こした」とツイッターでつぶやいた。
ヘイリーアメリカ国連大使は、国連での緊急会合開催を要塞する考えを示したみたいです。 - FOMCの議事録「一部は反対してるが、ほとんどのメンバーは緩やかなペースでの利上げ継続を支持。」
「イールドカーブのフラット化は異常ではないとの認識」
「法人税減税は、経済の潜在成長力を数年押し上げると予測。」
「所得税の減税は消費支出を押し上げると予測。」
「労働市場の行き詰まりが、インフレを押し上げると予測。」
とあり、その結果、112円60銭後半まで上昇しました。イールドカーブのフラット化については、問題ないように見えますが、将来、イールドカーブの逆転現象が発生すると懸念を示していました。
為替レンジの予想
予想としては、112.00円~112.80円になりますが、ADP雇用統計次第では、113円を超える可能性もあると思っています。
経済指標
本日の経済指標
本日は、ADP雇用統計の発表がありますので、注意が必要です。
日付 | 地域 | 経済指標 | 前回の結果 |
---|---|---|---|
1/4 10:45 | 中国 | サービス業PMI | 51.9 |
1/4 18:00 | EU | 12月総合PMI・確報値 | 58.0 |
1/4 18:00 | EU | 12月サービス業PMI・確報値 | 56.5 |
1/4 22:15 | アメリカ | ADP雇用統計発表 | 19万人 |
1/4 22:30 | アメリカ | 新規失業保険申請件数 | 24.5万人 |
1/4 翌1:00 | アメリカ | 週刊石油在庫 | -649.5万 |
1/4 翌1:00 | アメリカ | 週刊ガソリン在庫 | 123.7万 |
1月3日の経済指標の結果
日付 | 地域 | 経済指標 | 前回の結果 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1/3 翌0:00 | アメリカ | ISM製造業景況指数 | 58.2 | 59.7 |
1/3 翌0:00 | アメリカ | 11月建設支出 | 1.4 | 0.8 |