生産者物価指数(PPI)、マイナスの結果

1月11日の経済ニュースと為替

アメリカの経済指標が軟調？

経済ニュース

• PPI、コアPPIともに予想+0.2%に対して、-0.1%の結果
  12月のPPI、コアPPIがプラス予想に対してマイナスの結果となりました。昨日の輸入物価指数にしても、先週金曜日の雇用統計に関しても伸びが予想より鈍化してる状況になってきました。まだまだ強い経済指標ですが、予想より下回るのが続くと若干気になるところではあります。
• 中国のアメリカ国債の減額または購入停止について誤解がある
  中国政府が、アメリカ国債の購入の減額または停止の報道を否定しました。否定したことにより、10年国債の利回りが2.53%まで低下しました。ただ、中国がアメリカ国債を安く購入するための話という穿った見方もできそうです。

為替の動きと本日の為替予想レンジ

日中はもみ合いが続き、15時近くにつれ、111円90銭近くまで上昇しましたが、その後、下落。また、PPIの発表を受けて一段安となりました。朝4時ごろに安値にを更新し、111円04銭付近まで下落しました。その後は111円20銭前後で推移。

本日の為替予想レンジは、112.00円～110．50銭と考えています。上値は昨日の高値付近(111.90銭前後)がレジストラインになると見込んでいます。また、下値は111円を割れるとあっさりと110円70銭付近まで下落すると考えています。

経済指標

昨日の結果と本日発表予定の経済指標です。

本日の経済指標

CPIの発表があります。

昨日の経済指標の結果