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一転、強いドルを望む

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1月25日の経済ニュースと為替の動き

昨日のムニューシン財務長官の発言とは一転、トランプ大統領が強いドルを望むということで、円高基調が変わり一気に円安となりました。

経済ニュース

  • トランプ大統領は「強いドルを望む」発言
    昨日はムニューシン財務長官の発言で、108円台半ばまで下がりましたが、朝方にトランプ大統領が「経済が強まればドルも強まる」、「最終的に強いドルを望む」という発言をしました。
    その結果、急上昇。1円以上の上げ幅となりました。
  • TPPのアメリカ復帰?
    トランプ大統領は「TPPの条件が大幅に緩和されれば復帰の可能性」と発言がありました。
  • ECBの政策金利発表
    ECBの政策金利ですが、0%の据え置き。最近のユーロ高については、注視していると発言がありました。
  • 新規住宅販売件数が62.5万件
    新規住宅販売件数が、前月比で6万件以上の減少(今回発表された11月の修正値68.9万件)。だいぶ弱い数値になりました。
    ただし、22時30分に発表された新規失業保険適用件数が、23.3万件と予想の24万件より強い数字になりました。来月の雇用統計は期待できそうです。

為替の動きと予想レンジ

昨日は、仲値付近で109円40銭台になりましたが、それ以降は下落基調でした。ロンドンフィキシング以降は、108円80銭前後で推移し、3時ごろに一段安となり、50銭前後の推移となりましたが、4時前にトランプ大統領の最終的に「強いドルを望む」という発言により、109円後半まで伸びました。

本日の為替予想レンジですが、109円20銭~110円70銭と考えています。さほど、円高にはならない気がしますが、強いドル発言で、さらにドル高になるかなと思っています。

経済指標

本日の経済指標

日付 地域 経済指標 前回の結果
1/26 08:30 日本 12月CPI [前年同月比] 0.6%
1/26 08:30 日本 12月コアCPI[前年同月比] 0.9%
1/26 08:50 日本 日銀金融政策決定会合議事要旨公表(12月20-21日開催分)
1/26 18:00 イギリス 10-12月期GDP・速報値(前期比) 0.4%
1/26 18:00 イギリス 10-12月期GDP・速報値(前年比) 1.7%
1/26 22:30 アメリカ 12月耐久財受注 1.3%
1/26 22:30 アメリカ 12月コア耐久財受注 -0.1%

1月26日の経済指標の結果

日付 地域 経済指標 前回の結果 結果
1/25 21:45 EU ECB政策金利発表 0.00% 0.00%
1/25 22:30 アメリカ 新失業保険適用件数 22.0万件 23.3万
1/25 翌0:00 アメリカ 12月新規住宅販売件数 73.3万件 62.5万件

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