為替の動き
11月1日の為替の動きとしては、日中はほぼもみ合い。16時過ぎにじりじりとドル高に動きました。21:15発表のADP雇用統計で、予想を上回る23万5000人となり、ドル高が進みました。また、23時のISM製造業景況指数は予想を下回りドル安となりました。その後は113円台後半~114円10銭台で推移していきましたが、FOMCの声明で、ドル高になりました。FOMCは、政策金利は据え置きで、経済状況は、「堅調に拡大。」、「消費はゆるかに拡大」、「事業の投資は拡大。」、「ガソリンの値上がりが全体を押し上げ」、「物価については軟調。」とのことでした。これによって12月の利上げがかなり高まりました。
次期FRB議長についても、トランプ大統領がパウエル氏に意向を固めたという一部で報道がありました。日本時間の明日にFRB議長を決定するみたいですが、現時点では、パウエル氏が最有力候補となってるみたいです。相場もパウエル氏として盛り込みを行ってるみたいです。
パウエル氏は金融政策面で中立~若干ハト派らしい問う話がブルームバーグで記事となっていました。イエレン氏は超ハト派と言われてるみたいなので、利上げが加速する可能性もあります。
ブルームバーグの記事:次期FRB議長候補の顔ぶれ紹介-ハト派、タカ派多士済々
経済指標
ISM製造業景況指数が予想を下回りました。これは10月の雇用統計がー3.3万人という結果から人手不足ということでしょうか。ただ予想を下回ったとは言え、まだまだ強い状態が続いていますので、これだけで崩れたとは言えないと思います。また、原油在庫も244万バレル減と消費が良くなってるので、まだ伸びるのではないかと思っています。
日付 | 国 | 経済指標 | 結果 |
---|---|---|---|
11/1 10:45 | 中国 | 10月財新製造業PMI | 51 |
11/1 18:30 | イギリス | 10月製造業PMI | 56.3 |
11/1 21:15 | アメリカ | 10月ADP全国雇用者数 | +23.5万人 |
11/1 23:00 | アメリカ | 10月ISM製造業景況指数 | 58.7 |
11/1 23:00 | アメリカ | 9月建設支出 | +0.3% |
11/1 23:30 | アメリカ | 原油在庫 | 244万バレル減 |
FXトレード結果
10月28日買ったポジションがようやく決済できました。FOMCの声明、ADP雇用統計でさらに強くなってはいますが、米ドル円については、114円台がやはり重しとなっているのと、金曜日の雇用統計で今日はもみ合いが続きそうです。
通貨ペア | ポジション | 新規日時 | 決済日時 | 新規値 | 決済値 | pip損益 |
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USD/JPY | 買 | 2017/10/28 2:51 | 2017/11/1 16:12 | 113.899 | 113.959 | 60 |