為替の動き
日中はほぼ動きがなく111円30銭台~60銭台で推移。22時にイエレンFRB議長の発言により、ドルが急上昇。11円台を突破し、112円台になりました。
イエレンFRB議長は、アメリカの経済について、発言しておりさらに強まってるとの認識を示しました。
そして22時30分にGDP・改定値や個人消費・改定値が発表され、GDP・改定値は予想を上回る結果となりました。
その後、0時に中古住宅販売保留指数が発表され、こちらも予想を上回る結果となり、112円15銭と11月29日の高値を付けました。
その後、徐々に下落。111円70銭~112円台で推移していきました。
その他の経済指標で、原油在庫がありましたが前週比で大幅に減少となりましたが、ガソリン在庫はそれ以上に在庫が増えました。原油からどれくらいガソリンが精製されてるのかは不明ですが、原油の在庫減少以上にガソリンの在庫が増えたということは、ガソリンの使用量が一時的に減った可能性はありますね。
今後、注視していく必要があるかもしれません。
日足を見ると、ここ数日で上昇していますが、戻し売りになるのかこのまま上昇するのかは、税制改革法案の本会議の結果により変わってくると思います。本会議で税制改革法案が通れば、ドル高に転じると思っています。逆に通らなければ、失望売りにつながると思いますので、そのままドル安に動くとは思います。
経済指標
11月29日の経済指標になります。
日付 | 国 | 経済指標 | 前回の結果 | 結果 |
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11/29 8:50 | 日本 | 10月小売売上高 (前年比) | 2.2% | -0.2% |
11/29 19:00 | EU | 11月消費者信頼感・確報値 | 0.10% | 0.1% |
11/29 22:30 | アメリカ | 7-9月期GDP・改定値 (前期比年率) | 3.00% | 3.3% |
11/29 22:30 | アメリカ | 7-9月期GDPデフレーター・改定値 (前期比年率) | 2.20% | 2.1% |
11/29 22:30 | アメリカ | 7-9月期個人消費消費・改定値 | 2.40% | 2.3% |
11/29 22:30 | アメリカ | 7-9月期コアPCEデフレーター・改定値 | 1.30% | 1.4% |
11/29 翌0:00 | アメリカ | 10月中古住宅販売保留指数(前月比) | 0.00% | 3.5% |
11/29 翌0:30 | アメリカ | 原油在庫 | -185.5万バレル | -342.9万バレル |