為替の動きとニュース
11月20日の7時ごろより112円10銭~20銭ぐらい動いていたのが、8時30分ごろに急落。112円を割り111円80銭台まで下落しました。9時ぐらいには112円20銭前後まで回復しましたが、11前に112円を割りました。その後、112円前後で推移していき17時30分ごろより急騰しては下落、という感じで、22時頃まで続きました。22時過ぎに徐々に上昇していき、一時期112円70銭を付けました。
11月20日は特に経済指標もあまり発表はありませんでしたが、気になるニュースがいくつかありました。
ドイツのメルケル首相の連立政権の交渉が決裂とのこと。与党での過半数獲得が難しくなってきました。そのあたりで欧州からアメリカに資金が投入されアメリカの株が上がったという見方が出ているそうです。
イエレンFRB議長がパウエル氏の次期FRB議長就任に合わせ、FRB理事からも退任する意向を表明しました。イエレン議長の理事としては2024年までとどまることができるみたいですが、退任する議長は理事も辞任することが過去の慣習となっておりそれにならうみたいです。これについても市場は慣習のためか織り込み済みらしく特に為替に影響することはありませんでした。
OPECの減産延長が9か月延長する方向で話が進んでいるらしく、もし決定したら来年の12月まで減産するみたいです。それによって資金が原油に流れていく可能性は出てきます。現在は55ドル~56ドルですが、これが上昇していくのかまたはシェールオイルの増産でこれまで通りになのか少し気になるところです。
中国の特使が20日に訪朝が終了したみたいです。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談が出来たのが焦点となっており今のところは会談情報はでていないみたいです。また、アメリカが北朝鮮をテロ支援国家として再指定することを21日に発表するみたいです。それによりまた北朝鮮のミサイル発射などのリスクが高まりそうです。
日本では、税制改革が出ており基礎控除額の見直しなどの案が出ているみたいです。具体的にはあまり見ていませんが、年収が1000万以上など高い人ほど増税になるらしく、子供がいる人など増税にならないように調整するみたいです。
経済指標
11月21日の経済指標になります。
日付 | 国 | 経済指標 | 前回の値 | 結果 |
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11/20 08:50 | 日本 | 10月貿易収支 | 6702億円 | 2854億円 |
11/20 翌00:00 | アメリカ | 10月 景気先行指標総合指数 [前月比] | -0.2% | 1.2% |