為替の動きと経済ニュース
11月17日の為替の動きは安値で112円を割りました。8時台は113円台でしたので1円以上の値幅がありました。日中も9時以降は下落し、112円40銭~50銭ぐらいで動いていました。22時30分発表の住宅関連指標で若干ドル高にはなりましたが、23時には下落しはじめ朝の3時30分ごろに111円90銭台になりました。NYの週末終値には112円を回復しましたが、日中の112円40銭台に回復せず112円20銭前後となりました。
経済指標については予想を上回る良好な結果にはなりましたが一時的なドル高にしかなりませんでした。下落の要因としてはロイター通信社からニュースが出ていますが、「ドル下落、米税制改革の行方やロシア疑惑捜査巡る懸念で=NY市場」でトランプ陣営に対して、文書の提出を求める召喚状が出て、ドル売りにつながった模様です。その影響なのかドルが対円だけではなく、ほかの通貨でも下落していました。
12月の利上げも織り込み済みで経済指標も予想を上回っても反応が鈍い状況なので、こういった突発的な悪い材料がニュースになり今後下落していく可能性もあります。
今後は、月曜日は反発する可能性があるため全面高になりそうな気はしますが、日足を見る限り下落トレンドになっていそうなので今後、107円~110円まで下落しそうではあります。
経済指標
11月17日の経済指標になります。
日付 | 国 | 経済指標 | 前回の値 | 結果 |
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11/17 18:00 | EU | 9月経常収支 | 296億ユーロ | 418億ユーロ |
11/17 19:00 | EU | 9月建設支出 | -0.2% | +0.1% |
11/17 22:30 | アメリカ | 10月住宅着工件数 | 112.7万件 | 129.0万件 |
11/17 22:30 | アメリカ | 10月建設許可件数 | 121.5万件 | 129.7万件 |