10月24日～27日までの為替の動きと経済指標

為替の動き

衆院選の選挙で一時114円となりましたが、114円台から伸びず、113円半ば～114円前半のレンジで推移していきました。114円台で厚めの壁があるようです。1分足や5分足で見ると114円台だと上値圏になるので、そこからの買ポジションはリスクがはらみます。で、113円前半～半ばぐらいがサポートラインに見えますが、アメリカの経済指標や地政学リスク（北朝鮮やカタルーニャ独立運動）などであっさりと下割れする可能性が高いため、エントリーが難しい状況が続いており今週は決済までが1件、エントリーが2件となりました。

FRBの次期議長ですが共和党がテイラー氏を支持したときに一時期、ドル買がありましたが、トランプ大統領がパウエル氏をFRB議長に指名する方向で傾いてる報道があると、ドル安となりました。ただ、考えがころころ変わるらしく、まだ決まってはいないみたいです。候補としてはパウエル氏のほかにテイラー氏も挙がってるみたいですがイエレン氏も再任の可能性も排除していないみたいです。10月30日の週に指名するらしいので、今のところはパウエル氏が最有力候補でしょうか。。

10月26日にECBの声明があり政策金利の据え置き、量的緩和の縮小を決定しました。また、今後債権の買い入れを現在月額600億ユーロから来年1月から9月まで月額300億ユーロに半減させるたみたいです。という声明があり、ユーロ安となりました。

アメリカの7-9月期のGDP発表があり、予想を+0.5%超えて+2.5%となりました。予想についてはたぶんハリケーンの影響を考慮した内容だと思いますので、大分良い結果だと思いますが、一時的にドル高にはなりましたが、すぐに下落していきました。高値圏で警戒がされてるとは思います。

住宅市場についてですが、中古の住宅の在庫？が不足となり値段があがってるみたいです。10/20に発表があった中古住宅販売件数などは伸びていますが、今後伸びが鈍化する可能性が非常に高くなります。

また、ローン担保証券が増加している状態です。証券の金額が約28兆円となりここ数年の倍の金額となってる模様です。サブプライローンも証券化しそれが一気に崩れ金融危機が発生していますので、注意が必要となります。不良債権の金額が毎月わかればある程度崩れる瞬間がわかりそうですね。

経済指標

10月24日～27日までの経済指標となります。経済指標については、予想を結構超えていましたが、さほどドル高にはならずに113円前半～114円前半で動いていました。株なども高値圏を警戒していますし、警戒感が高くなってるような気もしますので、為替の動向でも書いた通り、ローン担保証券の不良債権化が今後どうなっていくのか注目していく必要があります。

FXトレード結果

今週は1度のみですが、トレードしました。