トレードスタイル

FXにも大きく分けて二つのトレードスタイルがあります。インカムゲインとキャピタルゲインになります。
インカムゲインについては、一つしかありませんが、キャピタルゲインについては、超短期~長期という形で複数のトレードスタイルがあります。
それについて説明していきたいと思います。

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キャピタルゲイン

FXのキャピタルゲインというと為替変動による売買差益になります。株と違い手数料(スプレッド)が安いため、超短期トレードを行う人もいます。

スキャルピング

1分足や5分足を使い1日に何度もトレードを行うスタイルです。薄利多売みたいなイメージです。
取引期間が短いので持ち越すということがありませんので、寝てる間に反転とかいうのはなくてリスクが低くなりますが、1回の取引ごとにスプレッド分の値幅が少なくなるので、利益が若干少なくなることはあります。
スキャルピングは業者によっては禁止されているところもあるので、よく規約等を確認してからトレードをしてください。

デイトレード

1日以内にトレードを行うスタイルです。スキャルピングとほぼ同様なリスクおよびメリットがあると思っています。スキャルピングとの違いは、1度のトレードの利益幅やトレードの期間になります。トレードの期間が長くなり、その分為替の幅も大きくなるので、利益も大きくなります。

スイング~中期のトレード

数日~数週間ぐらいでトレードを行うスタイルです。
上記の2つと比較すると持ち越しもあるので、寝てる間に急変すると対応しきれないことがあります。なので、損切は必ず設定してください。
為替の幅が広がるので当然ながらデイトレやスキャルピングに比較すれば、利益も大きくなります。その上に、1日以上保持すればスワップポイントも入ってくるので利益が上乗せされる可能性もあります。(利益が縮小する可能性もあります。)
リスクとしては、経済指標や要人発言によって、トレンドが変わる可能性もありますし、テクニカルの観点から下落するという可能性もありますので、なので、なるべく利益増や損失小にするために、一日に1回以上はチャートを確認して決済するかを判断する必要があります。

長期のトレード

長期トレードは、暴落時に買いを仕掛けて、長期間保持するような形になります。
月足などを見て、最高値と最安値を把握しておきます。最安値付近になれば、為替の状況や経済指標、その時の市場の注目の情報を集めます。
悪い材料が出尽くした状態なら買いになります。買った時が最安値でなくても安値付近であるので、さほど下がらない前提で買います。
後は、あがるのをゆっくりと待つだけになります。高値については、その都度変わる可能性があるので、レジストラインや材料の出尽くしたときに売るのが良いと思います。
メリットについては、基本放置でチャートについては、1日に1度の確認や経済指標についてもさほどたくさんのデータを集めなくても政策金利、CPI、失業率等の雇用状況を確認すればいいと思います。
メリットだけでなくデメリットにもなりますが、スワップポイントが入る可能性があることですね。

インカムゲイン

スワップポイントでの運用となります。

スワップ

基本的に長期運用となり、スワップ目的でポジションを保持するので金利差が大きい通貨を選びますが、金利差が大きいところとなると基本的に新興国通貨となりますが、注意が必要になります。

まずは、新興国通貨は乱高下しやすい。クロス円での取引が多いのでヘッジファンドとか大量の資金を持ってるところが資金を引き揚げたり投入したりすると取引通貨量が少ないので乱高下しやすい通貨です。なので、なるべく過去のデータを見て一番低い金額が来た時でも耐えられるように口座に入金をしたほうが良いです。

期間が短いとそれすらも割りますので、現値の半分以下のまで下がると思い資金を確保したほうが良いと思っています。(2018年1月現在、トルコリラが2009年の94円から28円まで下がっています。)

スワップ運用する期間でどれだけのスワップポイントが手に入るかという計算とその年数でどこまで値下がりしても利益をあげられるかという計算が必要となります。
また、政策金利の変動やCPIの変動なども監視しておく必要があります。

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執筆者:桜ソフト

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