1月9日の経済ニュースと為替
中国が、アメリカ国債の購入を減額または停止するとのこと。それに伴い、アメリカ10年国債が一時期急上昇しました。。いろいろと波及しました。。
経済ニュース
- 中国、アメリカ国債の買入減少または停止。ロイター通信社の記事によると、中国の外貨準備を見直す当局者らがアメリカ国債の購入ペースを落とすか停止する提言を行ったみたいです。(ドル/円下落、中国の米国債買い停止報道で)
それにより、アメリカ10年国債が一時、2.5%後半まで上昇し、昨日に引き続き円高の進行となりました。 - アメリカの格付け会社、フィッチアメリカ国債、格下げの可能性債務上限引き上げの懸念でアメリカの格付け会社フィッチがアメリカ国債の格付けを引き下げする可能性があると報道しました。
債務上限を2月末までに行わないと、3月か4月にかけて財務省の資金調達手段が付き、資金が枯渇するとの見方で、AAAにふさわしくないとのことで、格下げになる可能性とのこと。
投資する人が国債の格付けにどれだけこだわってるかは不明ですが、格下げになった場合は、それを理由に売る可能性もありますね。 - 米韓首脳電話会談、「南北対話中はいかなる軍事行動もない」
トランプ大統領は、南北で対話中はいかなる軍事行動もないとの話。ただ、軍事行動であって、軍事演習はまた別かもしれません。また、経済圧力を緩めることはないと思っています。
それとやはりオリンピック参加表明について、北朝鮮を支援する動きが出てきてますね。韓国が支援するとなると国連の決議に違反する恐れもありますし、IOCが行うという話も聞きましたが、1国だけ、支援するのもいかがなものかと。
韓国としては、何としてでも成功したいと考えてるので、北朝鮮の支援も進んでやる可能性は高いと思っています。
為替の動きと本日の予想レンジ
昨日も全面的に円高になり、予想レンジはあっさりと下回りました。。ニューヨーク市場の時間帯が一番、おとしなかったと言えるような動きでした。
9時から円下落、15時~16時ぐらいまでさらに下落。20時前にさらに下落という感じでした。その後は、狭い幅のレンジで朝まで推移していきました。
本日の予想としては、112.20円~110.70円と考えています。幅が広いですが、そろそろ落ち着くんじゃないかと思っているのですが、オーダー状況を確認する限り、一昨日、昨日の値段内にオーダーがない状況と、サポートラインが、11月28日の110.80銭台。レジストラインが、12/15と1/2の112円.05銭と考えているからです。
経済指標
本日は、アメリカのPPIの発表があります。
本日の経済指標
日付 | 地域 | 経済指標 | 前回の結果 |
---|---|---|---|
1/11 19:00 | EU | 11月鉱工業生産 | 0.2% |
1/11 22:30 | アメリカ | 12月生産者物価指数 | 0.4% |
1/11 22:30 | アメリカ | 12月生産物価指数コア | 0.3% |
1/11 22:30 | アメリカ | 新規失業保険申請件数 | 25.0万件 |
1月10日の経済指標の結果
日付 | 地域 | 経済指標 | 前回の結果 | 結果 |
---|---|---|---|---|
1/10 10:30 | 中国 | 12月消費者物価指数 | 1.7% | 1.8% |
1/10 10:30 | 中国 | 12月生産者物価指数 | 5.8% | 4.9% |
1/10 22:30 | アメリカ | 12月輸入物価指数 | 0.7% | 0.1% |
1/10 翌0:30 | アメリカ | 週間原油在庫 | -741.9万 | -494.8万バレル |
1/10 翌0:30 | アメリカ | 週間ガソリン在庫 | 481.3万 | 413.5万バレル |