為替の動き
9時前には114円20銭台だった米ドル円が9時過ぎから下落。9時15分ごろに114円を割り、10時40分ごろには、113円75銭ぐらいまで下落しました。
その後16時ごろまでもみ合いが続き、16時過ぎから上昇となり114円台に回復しました。その後、114円前後で推移しながら21時30分にアメリカの経済指標の発表で、114円20銭台まで上昇したがすぐに114円10銭台に戻りました。
23時にアメリカ下院で税制改革法案で20%にするとの報道があり、財源等の不透明感からドル売りとなり113円50銭台まで下落しました。その後、下院の税制改革法案の詳細が発表されたのか、1時ごろからドル高に推移していき、23時の下落する前の水準に回復した。
その後はもみ合いが続き、トランプ大統領による次期FRB議長が指名されました。次期FRB議長については、予想通りパウエル氏に指名され、市場も織り込み済みのことから特に為替が動く要因とはなりませんでした。
経済指標
オーストラリアの貿易収支は去年と違い、今年は黒字続きとなっています。ただその割には円安になっていないのが気になるところです。。
ドイツは、失業率やPMI確報値の発表があり予想より良い数値です。あとはイギリスの政策金利が0.25%⇒0.5%に引き上げになりました。これはどうも予想通りらしく一時的にポンドが高くなりましたが、すぐに下落しました。その後、戻ることなく149円台で推移していきました。
アメリカは、次期FRB議長をパウエル氏に指名。また、下院で税制改革法案の詳細が発表されましたが、一時下落はしましたが、その後114円10銭台でもみ合いながら推移。114円台に分厚い壁があるように見えます。
日付 | 国 | 経済指標 | 結果 |
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11/2 09:30 | オーストラリア | 9月貿易収支 | +17.45億ドル |
11/2 17:55 | ドイツ | 10月失業者数 | -11000人 |
11/2 17:55 | ドイツ | 10月失業率 | 5.6% |
11/2 17:55 | ドイツ | 10月製造業PMI・確報値 | 60.6 |
11/2 18:00 | EU | 10月製造業PMI・確報値 | 58.5 |
11/2 18:30 | イギリス | 10月建設業PMI | 50.8 |
11/2 21:00 | イギリス | 政策金利発表 | 0.25%から0.5%引き上げ |
11/2 21:30 | アメリカ | 7-9月期非農業部門労働生産性・速報値 | +3.0% |
11/2 21:30 | アメリカ | 7-9月期単位労働コスト・速報値 | +0.5% |
11/2 21:30 | アメリカ | 失業保険申請 | 22.9万件 |